ジャニオタの私がアイドルの魅力に気がついて、突如ドルステにハマった話

 

 

 

 

2022年5月。

 

 

私のオタク人生において大きな月であったことに間違いない。

 

 

 

この1ヶ月で私はアイドルに対する想いが一気に強くなった。

 

 

 





【私はまずジャニオタである】


 


ジャニオタと言っても、アイドルの卵である「ジャニーズJr.」のオタクである。

 


「ジャニーズJr.ってあれでしょ?デビューしたグループのコンサートとかでバックで踊っている子たち」……という認識があると思うが、その認識で間違いない。



それこそ最近はテレビなどでグループ単位として露出しているジャニーズJr.も多いために割と世間的にも親しみやすい存在になってきているのかな…とは思う。

 

 

 

今のジャニーズJr.はユニットに属するとそのユニットとしての活動がメインになってきているところが多い。

 


ユニットを組むと、オリジナル曲を数曲持ち、年に2回ほどはグループの単独ライブをする………というのが当たり前になりつつあるのだ。ユニットとして活動しているジャニーズJr.は先輩のコンサートのバックでの露出機会が減ってくる。

 

 

 

 



私の推しは「Jr.SP」というユニットだ。2018年5月24日に結成され、結成からもう4年が経過しているユニットだ。
メンバーがそれぞれ誇れる特技を所持し、それを生かしたパフォーマンスをする4人組アイドルである。(私の推しはバレエを特技としてあげている)

 

 

Jr.SP プロフィール | ISLAND TV

 


ただし、彼らは他のユニットとは少し違い、バックメインで活動をするユニットなのだ。
SexyZone、King&Princeといった先輩方のツアーのバックとして踊っていることがほとんどである。

 

 

 

他のユニットがユニット単独での活動が増えていく中、彼らは先輩のバックにつき続けた

 

 

しかし、ユニットを組んでいるにも関わらず表に立つ機会や露出が少ないことには私はかなり悔しさを感じていた。

(コンサートツアーに着く方が現場の機会も増えるし、彼らも先輩な背中を見て成長出来る点も十分にあることは重々承知である。)

 

 

 


そんな状況が続く中、いつしかメンバーの4人も私たちファンも「単独ライブ」をやることが夢となっていた。

 

 

そう、Jr.SPはユニット結成から3年以上経つのにまだ単独ライブをしたことがなかったのだ。2020年以前に結成されたグループで単独ライブを未だにやったことがないのは彼らのみだった。

私たちはまだ彼らが表に立ってアイドルとして輝いているところをほとんど見たことがなかったのだ。

 

 

 

そんな中、

 


2022年5月9日~5月11日

『Johnny's Experience Jr.SP公演』

 

遂に今年5月、念願の単独ライブが開催された。

3日間、全5公演。
他のユニットに比べるとはるかに公演数は少なかったが、単独ライブができることその事実だけで本当に本当に嬉しかったのだ。

結成から4年、ようやく彼らがアイドルとして輝くことが出来た。

 

 



実は、彼らがジャニーズの中で私の初めての推しだった。つまり、推しのアイドルが歌って踊って自分たちで輝いている姿を見るというのは初めての経験だった。

彼らが自らの特技を生かし、彼らにしか作れないステージを作りあげてパフォーマンスをするその姿に胸を打たれた。

 

 

 


「私、アイドルが好きだ」

 

 


少し前まで、もしかしたら『推し』の存在だけを好きなのかと思っていた。例えば、推しがアイドルではなくて俳優であったとしても彼の魅力にさえ気がつければ推していたのではないかと。

 

 

でも、やっぱりアイドルでなければダメだと。

 

 

観劇も好きな私にとっては、舞台を見ることももちろん楽しい。だけど、それとはまた違うエンターテイメントを彼らは私たちに与えてくれる。

 

 

このライブを経て初めてこの感覚に気が付き、アイドルが好きだということを強く自覚したのがこの2022年5月であった。

 

 

 

 

 

 


【アイドルステージってなんだ?】

 

Jr.SP単独ライブの後、しばらく余韻に浸っていた。今回のライブ中にMCでJr.SPのファンの総称が”VIP”ということが決まり、オタク仲間たちと「私たちはVIP!」なんてことを再確認しながら、ライブの感想を永遠にTwitterに垂れ流していた。
余韻にどっぷりと浸かっていた私は、彼ら以外の情報を全く追えていない状況であった。

 

 

 

2022年5月20日

ライブから1週間以上が経過し、少しずつ熱も落ち着いてきた。

 


「そう言えば、ここ10日間くらい推し俳優(丸山龍星さん)のTwitterを見ていなかったな」

 

 

ということに気が付き、数週間ぶりに彼のTwitterを覗いた。
※なお、丸山さんのこともジャニーズの推しにどことなく似ていたことから気になり始めたため、私と推しジャニーズとはここでも切り離すことができない。

 

 

 

 

ここで、私は1枚の妙な写真が目にとまった。

 



 

 

 

「なんだこれ!!??」

 

 

 

 

推し俳優に似た男の子がアイドル衣装と思われるものを身にまとっている。

 

 

 


なんだこれは?


プライムーン?


GS382??


なんだそれ???

 

 

 

 

一体これは何なのだろう、と慌てて調べまくる。

 


調べる中で、どうやらこれはアイドルステージシリーズというものであること、そしてそれがAWをしかれた世界であることを知った。

なるほど、この存在に気付けなかったのも仕方がない。

 


「プライムーン&GS382ー2022年に愛を込めてー」
2022年5月12日(水)~5月21日(土)

 


どうやら、Jr.SP単独ライブ終了翌日から公演が始まっていたらしい。しかも、その公演が明日終わってしまう、と。

 

明日までしかないなら、流石に諦めるしかないか……気付けなかった自分が悪いしな、などと考えていた。


アイドルの素晴らしさを知った今、このステージを見逃すことはとても惜しく感じられたが、このシリーズの次回公演からは行ければ良いかと…………

 

 

 


「え!?今回の公演で一区切り!?」

 

 

 


11年間続いてきたシリーズが今回で一区切りであることを知ってしまった。

 

 

 

つまり、しばらくは見れるか保証がないってこと……???

 

 

 

 


そこからのオタクのフッ軽行動力が発揮される。

 


早々にチケットをおさえなければ!!!

 

 

とにかく「絶対に行かなきゃ!」の気持ちで21日のマチソワのチケットを入手した。

その日は17時~22時までバイトが入っていたのだが、帰宅次第速攻でうちわを作成した。
ジャニオタなので、ライブにうちわを持参しないとやってられない。

どうやら、気になる子の名前は白金明くんというらしいのでとりあえずその名前でうちわを作る。(深夜1時)

 

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うちわを作り終えるともう深夜3時だった。

 

 

正直前知識が何も無い。舞台を見る時には基本的に原作や前作までをしっかりと予習した上でいくのが常だったからとても不安だった……。


しかし、Twitterに少しだけ流れてきていた情報によれば「前知識なしでも普通に楽しい!アイドル好きなら絶対見るべき!」ということなので、その言葉を信じることにした。

 

 

 

 

 


【アイドルステージ楽日に行った】

 

 

 


2022年5月21日

「プライムーン&GS382ー2022年に愛を込めてー」の公演会場、品川プリンスホテルの周辺につくと可愛い量産の服を着た女の子たちが沢山いた。そして彼女らのかばんを見るとなにやら見覚えのあるブロマイド。

 

 

 

もしかして、今日ってステラボールで≠MEのおジャ魔女の舞台やってる……??

 

 

 


すっかり失念していた。推しと呼べるほどではないが、私は女の子のアイドルの中ではいちばん≠MEが好きである。
彼女らのTwitterもインスタもばっちりフォローしていておジャ魔女の舞台が公演中であることもしっかりわかっていたし(途中までは行くことも視野に入れていたため、チケット情報も前にみていたはず)

 

 

 

なんなら深夜に彼女達の持ち曲「てゆーか、みるてんって何?」をパロディしたこんなふざけたストーリーをあげていたにも関わらずに、隣のステラボールで公演をしていたことをすっかり忘れていた。

 

 

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それほどドルステに向かうことに夢中になっていたのだ。

 

 

 


…というほどに公演に期待を膨らませて開演を迎えた。

 


まず、ドルステが二部構成であることを知った。

 

 

 

一部:ストーリー
二部:ライブパート

 

 

 

 

これ、ジャニーズ伝説じゃん!!!

 

 

ジャニーズ伝説とは、A.B.C-Zが主演となっているジャニーズ内部舞台で、初代ジャニーズの歴史を描いた物語を演じる一部、そしてショータイムとしてパフォーマンスを披露する二部で構成されている。
昨年のジャニーズ伝説にはJr.SPも出演していた。

 

2021年12月『ジャニーズ伝説』"LEGEND OF JOHNNYS' 2021" - YouTube

 

 

 

とっつきやすいこれ!!!

 

 

今まで見てきた舞台×ショータイムと同じ形式をとった構成に親近感が湧いた。

 

 

 

 

そして、幕が上がり一部がはじまる…………

 


プライムーンは未来から来たということ、プライムーンが過去から帰らないことにより未来が改編してしまっていること、そして明くんはプライムーンを未来に連れ帰って元の歴史に戻そうとしていること…………

 

 

こういうの大好き!!!!

 

 

タイムトリップものが好きな私にとっては、もう楽しくて楽しくてしょうがなくて物語にずぶずぶとハマっていった。

タイムトリップの中でも特にBack to the futureのように変わってしまった歴史を戻すために奮闘する話が好きなため、もう好みを突き刺してくる内容に胸が騒いだ。
(後に焼田くんが「Back to the futureが…」と話す場面や、アンプラネットのBttPの存在を知って更に興奮した)

 

 

ジャニオタらしい感想を求められるとするならば………

 

 

 


プライムーンってKing&Princeなのか⁉️

 

 

 

 

総称が「ティアラ」なことと王子様のような佇まいと衣装が完全にキンプリを連想させた。

でもプライムーンの方がデビュー早いんですよね…………すごい、オタクの好きな路線を確実についている…という印象。

 

 

 

 

そして、GS382の喧嘩ばかりしてわちゃっとした感じも、なにやらキリコくんたちと一悶着ありそうな雰囲気も全部全部好み!!

和ロックテイストの路線も大好きなので、ほんとに好みの壁で囲まれて「逃がさねえよ」と言われてるようでした、八方塞がりです。

 

 

 

 


そして何よりも、プライムーンが明くんを加えて4人組のユニット「フルムーン」として生まれ変わるところ!!!!!


Jr.SPも4人組のユニットなのですが、私はどうやら『4人組』にめちゃくちゃ弱いらしいです。
(過去に好きになったバンドも2次元アイドルもこぞってみんな4人組だった)

 

 


やっぱ4人組って最高だなって思いました。
※これは主観です

 

 

 

 


そんなこんなで一部が終わります。

 


一部だけで情報量えぐくない???

 

というか、11年の歴史を何一つ分からない私でも物語の筋をちゃんと掴めてある程度は理解して楽しめていることがすごい。

 

そして、圧倒的な情報に放心しているとうっちーの前説から始まり二部のライブパートがスタート。

 


先述の通り、私の予備知識はゼロです。


何一つ歌を知りません。


去年の夏、何一つ歌を予習せずに行ったライブで全く楽しめずにめちゃくちゃ後悔した経験があったから、本当に不安だった。

 

 

 


だけど、そんな不安は一瞬で吹き飛んだ。

 

 

 


Moonlight Serenade でプライムーンの3人がセンターステージに出てきた瞬間にもう他のこと考えられないくらいにその場に酔った。

 

前も横もみんなティアラの方たちが完璧な振り付けでペンライトを降っていて、前にはキラキラと輝くプライムーンのみんな。

 

そして、すっと身体に染み渡ってくるようなメロディ。

 

彼らのことを知ったのはほんとさっきなのに、会場と一体になれたこの感覚はなんなんだろうと思った。

 

 

 

そして、明くんが合流してのINA-ZUMA

元々ロック調の曲が好きなこともあり、初見でこの曲が好きになった。
Side:三日月視聴後の今、やはり楽曲の中でこの歌が一番好きである。

 

 

MCを挟んで、Sleeping Beauty~心のしるし~ に入るわけだが、これがまあすごかった。

というのも、白金明くんは「永遠に見つめてくるタイプ」のアイドルだった。

 

 

実は、先日のJr.SPの単独ライブでは『Show time』をコンセプトとして行われていて、ファンサ曲が非常に少なかったのだ。それに加えて数少ないファンサ曲でも割と前方席にいたにも関わらず自担に思いっきり干されてしまった。
もちろんファンサなんかなくても十分楽しかったのだが、やはりアイドルライブでファンサは楽しみの一つである。

 

 

白のペンライトを持ち、夜な夜な作ったうちわを胸元に掲げて客席から彼を見つめる。


すると、1サビに入る直前に明くんと目が合った。


ニコッと笑った彼が頷いてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

うわ~~~やべーーーーー‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファンサを貰うこと自体久々だったのでそれだけで十分舞い上がっていたのだが、それにくわえて明くんは私から目線を逸らそうとしない。

 

 

 


え、なに????

 

 

 


ずっと目が合い続けて(いるような気がしただけなのかもしれないが)、もうキャパオーバーだ。

ほんとに恥ずかしすぎてこっちから何度視線を逸らそうかと思ったか分からない。

 

 

結局1サビ分まるごと視線をもらってしまい、よく分からないまま呆然と立ち尽くしていた。

 

 


もう、これがトリガーだった。

 

 

 

 

 

GS382のパフォーマンスでは気になったななみくんのメンカラであるピンクにペンライトを振ってたら、彼からも素敵な笑顔をいただいてしまって大興奮が止まらない。

 

 

みゆうくんのダンスは目を引くし、曲は全部はじめて聴くものなのにこんなにも楽しめるライブに感動した。

 

 


最後に全員でMoonlight Serenadeを歌った時に校歌か????と思った。今日初めて聴いたのになんでこんなに自然と心の中にいたかのようなメロディなのか。

 

 

 

約2時間の公演はほんっっっとうにあっという間だった。

上記のレポートには、マチネ・ソワレ両方の感想が混在しているのだが、とにかく終始「なんか分からないけどすごい!!!!」という興奮の状態であった。

 

 

 

とにかく、Jr.SP単独ライブでの興奮と同等レベルでアイドルステージのライブは満足感があった。
彼らのことを知らないのにこの満足感はなんなのだろう??と湧き上がる興味の一方で、私はもう生でこのステージと関わることはできないのかもしれない、という寂しさも持ち合わせたのだった。

 

 

 

 

【アイドルステージ履修の日々が始まった…】


元の予定があり、P.P.Pに行くことはできなかったものの、翌日からアイドルステージに魅了された私の履修が始まった。

もう区切りがついてしまうコンテンツなのは重々承知であったが、

 

 

こんなに面白く素晴らしいコンテンツを履修しない手はない!!!

 

 

 

………と早々にAppleMusicでドルステ楽曲を片っ端から入れたプレイリストを作成し、シアターコンプレックスに加入し、その上でプレゼント♢5とSide:三日月のDVDを購入した。


我ながら物凄いスピードでの沼落ちだと思う。ジェットコースターだ。2日前まで単独ライブの余韻を引きずっていた人とは思えない。

 

 


そこから、5月末までのたった10日間の間で『プレゼント♢5』~ 『CHaCK-UPーepisode 0ー』までの本公演は全て視聴した。

なんなら、Side:三日月は既に4回くらい見た。

 

 

 

 

 


ここまで散々アイドルが好きだ、アイドルが良い!と豪語してアレなのだが、Side:三日月視聴後は

 

 

「ドルステ最推しは白金尊だな………」

 

 

となってしまった。非常に説得力がない。

 

 

 

 

 

 

実は、愛込めの佑と尊のテレビ電話のシーンを観ながら

 

 

 

「尊が勝手にアメリカ行って全米デビューしてそれでフルムーンが再結成する夢は叶わずに、明はその意思を継ぐ!とか言い出して無理やりプライムーンを巻き込むのは元の歴史がどうこうはあるのかもしれないけど、割と白金家のエゴじゃね?」

 

 

 

とか思ってしまっていたのだが、その背景情報を知って「何も知らなくてごめん…」という気持ちになった。

 

過去作を追う度にストーリー内で名前を上げられていた人物や事柄がカチッと当てはまっていく。

 

 


その感覚が今、とても楽しい。

 

 

 

映像上ではあるが、キャッチーな音楽とともにパフォーマンスをするアイドルたちを見ていることがこんなにも楽しい。

 

 

 

まあ、いまの心情を一言で言うならば、

 

 


なんで今までこんな素晴らしいコンテンツを知らなかったのだろうか!?

 

 


と言うことに尽きる。

 

 


楽日の前日にドルステを知った、なんていうアホは流石に私くらいのものなのだろうな…と思うのだが、

 

 


まじで招木うちわ出したかった

 

 

 


本当に後悔している。

 


まだアンプラネットのことはよく知らないのだが、CHaCK-UPまでのアイドル、そしてプライムーン(新生フルムーン)やGS382を見てきてこんなに素敵なアイドルがこんなにも沢山いるのならばもっと早くに出会いたかった、と切に思った。

 

 


アイドルを好きになって、アイドルの魅力に気がついて、新たに好きになれるアイドルに出会えた………

そんな沢山のアイドルたちとの出会いがあった素晴らしいひとつきでした。

 

 

 


2022年5月、沢山のアイドルたちとのこの出会いは絶対に忘れたくありません。

 

 

 


そして、またこのアイドル達に会えますように!!!!!!

 

 

 

ライブ会場でまた会える日を心待ちにして声を上げ続けたいと思います。

 

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私の推しも言霊が大事だって、言ってるので。

 

 


好きになった人たちに、1回しか会えてないなんて辛すぎるからね!

 

好きな人には会って「好き!」の気持ちを表現したいのです。

 

 

 

 

 

アイドル大好き‼️‼️‼️

 

 

 

アイドル最高‼️‼️‼️‼️‼️

 

 

 

またいつか彼らに会えることを願い叫び続けます。